

ソット・ヴォーチェ[sotto voce](伊)
2014年3月19日(水)
「低い声」と言う意味です。勿論音の高さの低いではなく、「声をひそめて」「小声で」の意味を
持つイタリア語。文字通り「そっと」弾く事です。
ショパンの「死者の館の雰囲気」、「雨だれの前奏曲」、ブラームスのくら〜〜いイメージのインテルメツォ。
こうしてみると、ソット ヴォーチェというのは、単に音の強弱でないことがわかるでしょう。
人が声をひそめてお喋りする時はどんな時だろう?
恋の告白、ここだけの噂話、エッチな話におばけの話、いずれにしてもあまりおおっぴらに話す事ではなさそう。
晴れておテント様の前で言えない話、秘めた思い、殆ど沈黙にちか〜〜い音楽。
くら〜〜い感じ? かしらね・・・・
(2004年 4月12日の日記より)