

コレペティトーア[Korrepetitor]
2014年3月19日(水)
オペラなどで全体のリハーサルの前に歌手に下稽古をつける人をさす。
副指揮者、練習ピアニストなどの役割もつとめる。
コレペティトーアというのは、オペラを上演する上で大変重要な仕事である。
指揮者の音楽的意図をすべて理解して、オケのパートをピアノで弾きながら歌手との部分練習を
行う。テンポ、歌いだしのタイミング、音楽的な抑揚はもちろん、歌詞の発音についても指導する。
逆に、歌手からの希望なども指揮者に伝える。
最近はプログラムにこの項目が見つかることが多くなったとおもうのよね。日本はオペラの歴史が
浅いので、このコレペティトーアの歴史も浅いわけです。このコレペティトーアの育成が、良いオペラ
良い指揮者を育てる鍵になるそうですよ。
(2004年 8月31日の日記より)