クーラント(その2)[courannte](仏)[corrente](伊)

2014年3月19日(水)

もう一度クーラント(クラント)について
クーラントにはフランス風とイタリア風とがあり、イタリア風のものは速い3拍子でコレンテといいます。
フランス風のものは2分の3拍子、4分の6拍子で、
しばしば二つの拍子を移動する複雑なリズムを特徴とし、走るような、滑るような舞曲です。
このほかに、ジグ[gigue](仏)ジーグと書かれている場合もありますがジグの方が近いでしょう。
このダンスはイギリスで生まれ、主にフランスやイタリアで発展した速いテンポの軽快な舞曲ですが
船員や民衆が一つのヴァイオリン(ポシェットヴァイオリン)を伴奏にして踊った舞踏から発達したものです。
(2004年 3月 5日の日記より)