

弦の張り方
2014年3月5日(水)
1)テールピースの止め具に弦を止めてから、
ヘッドの部分の弦を通す
シャフト(弦巻き)の穴に弦を通す。
2)図(1)のように
シャフトの回る向きの反対側にまわして、
元の弦の下をくぐらせる。
3)図(2)
シャフトの周りにたるみが出来ないように
両方からきちんと引っ張る。
4)弦を巻く前の長さは
シャフト周りに3重ぐらい回るように想定して長さを決める。
巻くときは、ネック側の絃を強く引っ張りながら、ゆっくりペグをまわしていって締める。
5)きちんと張れたら、ネックやサウンドホールの部分で弦を良く引っ張って伸ばしておく。
6)シャフトの穴に接する部分は必ず糸がまきついているところ、巻き線の場合は巻きが柔らかい部分があたるようにする。
7)上部で余った弦は、ピンピンして刺さったり、お互いに触れ合って余計な共鳴音を作り出したりするので必ず切ること。
その際、あまり短く切りすぎると抜けてくる可能性があるので2センチぐらいで切り、先は危ないので曲げておくこと。
8)シャフトが反対回りの場合は全てを反対向きにする。
このシャフトの部分にたるみがあると、後からドンドンと音が下がってきて調弦が落ち着きませんので
先端とネック側両方を「ギュッ!」と引っ張ってネジを巻いていってください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
皆さん上手に絃を替えてくださいね。調弦の狂いの90%は弦の張り方にあります。
解らなかったら、お教室で聞いてください。
(2006年 8月 7日の日記より)
(2008年 6月 4日の日記より)