片岡マンドリン研究所
日記

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2009年07月09日  響を保つ

レッスンをしていて思わぬ質問を受けました。
「私と先生と同じこと弾いているのに、先生の音はスッゴク伸びていて自分のはすぐ消えているのはどうしてですか?」
同じ絃の上を下がってくる音なのですが最初の一拍目の表拍の音が伸びて聞こえるのです。
なるほど・・・伸びて聞こえる・・・・!!!
まず第一に、伸ばそうとぎりぎりまで感じていること
もうひとつとっても大事なことがありました。
他の弦の開放弦を触らないでいると自然にバイブレーションが通じて倍音が出てくるのです。
これが必要ないときは(出てはいけないときは)響かないようにしなければいけないのだけど、必要な時は大事に響かせなければいけないのです。
自分では無意識で区別していたのですが、質問いただいたおかげで解析することができました。
これを読んで理解していただけたでしょうか?
もっともっと深い響きを求めて工夫したことを皆様に伝えていければいいな~~と思っています。
実際には響かせることよりも、無駄な響きを止めることの方が大変なんだけどね・・・・
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              我が家の今日の夕食です。
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 今日も時間はあまりありませんでしたが、睦雄氏がシマあじを1本買ってきてくれてあったので半身は刺身にもう半分は塩焼きにして明日用にしました。そのほかに、豆もやしと小松菜とシラスのお浸し、枝豆、このほかにシマアジの荒入り豆腐の味噌汁、きゅうりと大根の昆布醤油づけ、久しぶりに我が家では御馳走になりました。これにワインをいただいて今日は満足の夕食でした。包丁を研いだおかげで気持も軽やかにお料理が楽しかったです。