片岡マンドリン研究所
日記

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2009年01月18日   ちょっと思い出話を・・・

午前中は初めて見学に来た人とお話したり、聞いたり・・・・
早稲田を卒業してサラリーマンしている青年でした。
たまたま、ご実家が西宮だとかで話が通じたり、懐かしい H 君や、H さん、C 君の話が出たり、嬉しかったです。 皆元気なんだね。
午後は久しぶりにレッスンに来たKさんでした。少し弾いて、お話(今年の計画)と近況報告をいっぱい聞きました。

先ほどN響アワーでラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を聴きました。なんとも心がウズウズしました。
この音楽を聴くとすぐ「母」を思い出します。昔はラジオで毎日どこかでクラシックが聞けました。母は掃除をしながらも、お料理をしながらも、ラジオでクラシック音楽を聞いている人でした。
私たちが学校から帰ると、掃除をしながら音楽を聴いて涙を流して聞きほれている母が居たりしました。
私は、誰作曲のとか、なんという題名のとか、誰が弾いているとか、何も知らずにメロディーだけは知っている、という感じで覚えています。
ベートーヴェン、チャイコフスキー、メンデルスゾーン、パガニーニ、ラフマニノフ、なんて知ったのは大人になってず~~っと後の話です。
私は絶対音感もないし、才能もないし、努力で勉強してきただけなんだけど、もしかしたらこの幼時経験が今の私の感性の根源かな?って思うことがあります。
レコードもフンダンにあったので(これは父の趣味でしょうか?)遊ぶときのBGMに椿姫を聴き、ウィリアムテル序曲を聴き、田園をかけていたのを思い出します。興奮して足踏みしだして針が飛んじゃったり・・・、こんなこと話しても若い人には通じないですよね。
テレビの無い時代のちょっとした思い出話でした。
今日のラフマニノフは夢見心地で聴きました。