片岡マンドリン研究所
日記

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2006年03月23日  指揮者:斉藤秀雄の父

先日、比留間先生のお墓にお参りしたとき、斉藤秀雄先生のお墓もおまいりしてきました。
そのお墓に大きな碑が三つ立っています。一つは斉藤秀雄先生ご夫妻、後は父上らしい「斉藤秀三郎ご夫妻」その父上らしい「斉藤永頼ご夫妻」です。
そのおじい様の碑には英語で文字が刻まれていたのです。きっと1800年代後半だと思うのに不思議に思いました。
調べてみたら、永頼という方は仙台藩士だったそうです。よほど近代的な方だったのでしょう?息子の秀三郎という人は7歳で英語学校で学び、後に今の東大工学部に進んだのです。
でも頑固で変わり者の彼は卒業間際で放校処分になったのだそうです。
彼の偉業に「和英大辞典」というのがありました。日本語を日本語らしい英語で表現したんだって・・・・
こんなこと全然知らなかったので、ちょっと嬉しくなりました。
この辞書すっごく見てみたくなりました。図書館用の復刻版というのがあるらしいです。

無けりゃよい:Never,never to part !
別れのつらさ:how hard is to part !
逢うて嬉しや:What a joy it is to meet !
こんな風に都々逸(どどいつ)を訳したり

目の玉が飛び出る:The eyes start out of the head.
目の玉が飛び出るような値段:an exorbitant price
こんな風に解説してあるんだって・・・・

これって、知らないのは私だけかな?