片岡マンドリン研究所
日記

« 井口楽器なつかしい六甲山 | メイン | 秋が直ぐそこ! »

2005年09月11日  素敵な音楽

昨日の元音大生さんのお知らせにありました、「題名の無い音楽会」特別企画を見ました。
あの若くて、ちょっと生意気で、すっごく素敵なピアノを聞かせてくれていたブーニンさんの特別レッスンです。
最後に、「自分に閉じこもらないで・・・、そうするとピアノがいろんなことを語りかけてくれますよ。世界がドンドン広がっていろんなことを教えてくれますよ。」
と優しくおっしゃっていました。
なんて素敵なお兄さんになっていました。きっとご自信の苦労、努力、才能の全てを振り返って出た言葉なのでしょうね。
細かい注意も・・たとえばPPの部分でも「芯の無い音では人の心に届かない、自信を持ってしっかりした音を出しましょう。」
「音符をきちんと演奏しながらも、音の流れを理解して・・・」 いろんなアドバイスを短時間で指摘されました。
そして演奏されたピアノの音楽は、昔とは全然違う、激しさのなかに温かい、優しさに満ちた素敵な演奏でした。

もう一つ、テレビの話、ある癌で亡くなったコーチの話です。
その方の言葉に「あきらめることはいつでも出来る、とにかく夢を持ち続けて続けること・・・」
「気力は、力なり」とプロ野球選手や高校生に伝えていたそうです。
そして皆がこれをいまだに胸に秘めて立ち向かっているそうです。

今日のこのお二人の言葉を私も大事にしようと思います。

日記の写真