片岡マンドリン研究所
日記

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2004年08月31日  コレペティトーア

すごい嵐でしたね。夕べはチョッピリ怖くて良く寝られませんでした。
今日も一日風が強く暑くて、身体がだるい感じでしたね。
レッスン休みなんだけど、合宿、試験、などで都合のつかない学生さん4人のレッスン
をしました。
時間があってもじっとしていられない私は、急に冷蔵庫の掃除をしたり、11月のプログラムの
原稿の整理をしたり、結局何となく忙しくしていたように思います。
オリンピックも終わって見るテレビも無いのにね・・・・。

コレペティトーア[Korrepetitor]
オペラなどで全体のリハーサルの前に歌手に下稽古をつける人をさす。
副指揮者、練習ピアニストなどの役割もつとめる。

コレペティトーアというのは、オペラを上演する上で大変重要な仕事である。
指揮者の音楽的意図をすべて理解して、オケのパートをピアノで弾きながら歌手との部分練習を
行う。テンポ、歌いだしのタイミング、音楽的な抑揚はもちろん、歌詞の発音についても指導する。
逆に、歌手からの希望なども指揮者に伝える。
最近はプログラムにこの項目が見つかることが多くなったとおもうのよね。日本はオペラの歴史が
浅いので、このコレペティトーアの歴史も浅いわけです。このコレペティトーアの育成が、良いオペラ
良い指揮者を育てる鍵になるそうですよ。