片岡マンドリン研究所
日記

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2004年07月15日  バランス

午前中のレッスン、石崎さん&森さんと一緒に、秋の演奏会のパート練習を
3人でしました。1曲やるのも時間がかかって大変です。でも私自身も弾くので
一緒に練習できて助かっています。
毎日、本当に暑いですね。暑いからクーラーかけるのは仕方ないのですが、どうも夜
になると身体がだるくなって足がつったりお腹が冷えたりするので、今日は「ひざ掛け」
に「上着」に「腰に巻くもの」「レッグウォーマー」と完全防備しています。

今日はバランスについて
複数の楽器やパートが同時になったときの音量や性格の配分、ソロパートと伴奏の音量配分
、ハーモニーを鳴らしたときの各パートの音量配分、各楽章の性格つけ配分などを主にさす。
コンサートにおける楽曲の配分などをさす。

「音のバランス」「テンポのバランス」「コンサートでの曲目のバランス」とかいろいろ言うけれど
、音楽で1番重要なのは「知と情のバランス」ですよね。
基本的に音楽は「情」なのだけど、それを「音」として実際に大気に放つには、それをコントロール
する「知」が必要ですよね。
でもね、あまりにバランスが取れていてもちっとも感動しないものもありますよね。
ということは、音楽をやる人はどこかバランスを失しているものなのだそうですよ。
常識満ちて、計算づくの音楽では、なかなか人は感動してくれないですよね、発表会がいい例です。
皆のひたむきな情がお客様を引き付けるのですね。