片岡マンドリン研究所
日記

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2004年04月23日  ピックのことフィンガリング

昼間に「今日もあつ〜〜い!」と思っていたのに、夕方から急に寒い風が吹いています。
今、外は寒いですね。毎日暑いの寒いのうるさいな〜〜!何て言わないでね。

今日レッスンしていて思ったこと
ピックの厚み、材質、形、どれも非常に大事な要素ですね。そして曲目によってもいろいろ
チャレンジしてみてください。プラスティック、ベッコウ、ラバー、厚みもいろいろ、
とんがっているもの、丸いもの、先は薄いけど持つところが厚いもの、大きいもの、小さいもの、等々。
そして、これゾ!ピッタリ!と言うのに巡り合った時は、それを敵のように使わないで「ちょうど良い加減」
の所で、本番用に大事にしておいてください。そしてまた次のピックを養成して行ってください。
本番用を幾つも持っていると、その時の体調、曲目、気候などで使い分けられますよ。

昨日の音楽性について
音楽性は、全ての人に平等に与えられている。と言うのは音楽を他人の耳で聞くわけにいかないのだから
音楽を素晴らしいと感じたり、悪いと感じたり、これを判断するのは自分しかいないのだから・・・
他の人がどう聞こえているかなんて想像しかできないわけでしょう。

それとは別に、同時に同じ先生にマンドリンを習ってもすごい勢いで上手になる人と、なかなかトレモロ
が出来ない人が出来ますよね。だからってマンドリン上手な人が歌も別の楽器も抜群かと言うとそうでもない。
生来のものなのか後天的なものなのか「センス」がいいということになるのかしら・・・・

でも上手に弾けるから、音楽的に素晴らしいか?
これも必ずしも当てはまらない。センスに知的能力に努力この三つの要素が大事なんだって・・・

㈶フィンガリング[fingering]
指使い、魔法使いでなくて、指の使い方のこと、人差し指、中指なんて言っていられないので
1、2、3、4と指に番号をつけて書いたり言ったりしますね。
何処で指をずらすか?ポジションを上げたり下げたりするか?どの弦で弾くか?
これは重大問題です。フレーズ、デュナーミク、いろんな事を考慮して決めようね。