片岡マンドリン研究所
日記

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2004年03月08日  身体のメンテナンス

今日も寒かったですね。

最近指が痛くなる人、肩・首が痛くなる人が多いです。
準備体操・整理体操がとても大事ですね。必ず指も身体もストレッチ
して下さいね。何時までもマンドリンが弾けるようにするには、楽器
ばかりでなく自分の指や身体もメンテナンスが大事です。

マードレの練習でした。アンサンブルの楽しさ、お互いの音での対話
がもっともっと出来ると良いのにね。ついつい自分の楽譜に夢中で周りが
見えていないのです。

今日はシャコンヌ(Chaconne[仏・英]/Ciaccona[伊]/Chacona[西]
17世紀初めにスペインで流行したチャコーナは、初期のサラバンド同様、
激しい性格のダンスだったといわれている。イタリアではギター音楽、声楽曲
として発展して行く中で、一定の和声進行、定型のバス旋律を用いた変奏技法
形をととのえていった。フランスにもたらされたチャコーナは、スペインやイタリア
と異なり、気品高くバスの定型を持つ、テンポもゆっくりした舞曲シャコンヌ
のその形をかえた。実際に踊る舞曲・器楽曲として発展し、このフランスタイプの
シャコンヌは、イギリスに影響を与える事になる。このような経過を経て、
イタリア・タイプのチャコーナとフランス・タイプのシャコンヌは、器楽曲として
ドイツで統合されて、1675年頃から1750年頃かけてシャコンヌとパッサカリア
の全盛期が訪れた。