片岡マンドリン研究所
日記

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2004年02月13日  紫の矢車草

私は、本を読んだり、映画を見たりした時、瞬間現実とお話の世界が混同
してしまう事がある。皆はどうなのかな〜〜〜?
電車の中で本に夢中になってしまって高円寺を通り過ぎてしまったり、「エッ!
これは、本で読んだ話だっけ?」と思ったり。
どこか、夢見る夢子の素質を持った私なのです。想像が広がっちゃうというか?
勝手に考えがそだって行っちゃうというか?
もしかしたら(もしかじゃない!)私の周りの人は、これに振り回されているのかな?

小さい頃こんな事がありました。
電車に乗っていて、私は何か考え事に夢中になっていて、きっとじっと一点をみつめて
いたのだと思います。降りたとたんに兄に、「さっきじっと見ていた人知っている人?」
と聞かれて「え〜〜!!!」。だって自分では全然何処も見ていないのですもの。
こんな具合なので、私は小さい頃迷子の名人でした。

六甲山にハイキングに行って、山道の脇に咲いていたたった1輪の「矢車草」にひき付け
られてジーっと見ているうちに家族とはぐれて迷子になったのを鮮明に覚えています。
そのお花の美しい紫色も・・・・