微分音[microtone]
半音よりさらに細かく分割された音。1/4 や1/6 といった音程の高低が
指定されている。東洋音楽では伝統的に用いられてきたが、西洋では今世紀初め、チェコのハーバが微分音による音階を試みた。
普段プレイヤーはある和音を美しく響かせるために、内声の音程を多少低めか高めに取ったりします。これも微分音の一種ですが、「ちょっと低め、高め」ではなく1/4や1/6と指定されると大変です。現代音楽の場合、そのほとんどは不協和音のなかでのことなので「微分音」を耳で判断するのは難しいですね。
(2012年10月 9日の日記より)