片岡マンドリン研究所
日記

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2012年08月21日  ド、レ、ミ、の話

今月の現代ギター誌8月号の中のギターリスト坂場圭介氏が書いてくださっている
「楽譜の“本音”」という記事の中にドレミファソラシドの語源を教えてくださっています。大変面白いので一部だけ紹介します。

あなたの僕(しもべ)が 声をあげて あなたの行いの奇跡を
響かせることが出来るように 私たちのけがれた唇から
罪を拭い去ってください 聖ヨハネ様 (聖ヨハネの夕べの祈り) 

これをラテン語で書くと

Ut queant laxis, Resonare fibris, Mira gestorum, Famuli tuorum,
Solve pollute, Labii reatum, Sancte Johannes

このセンテンスの頭文字を取って並べると・・・・・・

Ut Re Mi Fa Sol La SJ
フランスではDo のことを「ウットゥ」と言うそうです。
私たちはDominus(主)のイタリア式が普通ですね。

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こんなことが書いてありました。もっともっと詳しく読みたい方は現代ギター8月号を買って読んでください。

「ドは「主}、シは「聖ヨハネ」に由来しているなんて凄いですね、西洋の文化の奥深さを改めて感じます。」と坂場氏は仰っています。

この話はその講義の中のごく一部です。
音符の話、楽譜の読み方、初見の練習方法など・・・・・とても参考になりました。