片岡マンドリン研究所
日記

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2011年11月29日  荻原正弘さん

今日は月一回のバッハ研究会の日でした。
この月一回をとても大切に思います。何の義理もプレッシャーもなく純粋に追及しているからです。今日も11時から14時までの3時間、勿論休憩は入りますが、実質2時間半とてもまじめに楽しく研究しています。
マンドリンとギターという組み合わせですが、マンドリンの欠点と分かりながら長所に変えられるように研究しています。
オリジナル作品の少ないマンドリンですので開発しなければいけないし、長所を引き出す努力が必要ですよね!
全然コンな大それたこと考えていなくて、ただただマンドリントリオを楽しんでいるだけです。でも私にとってこれが、音を作る原点になっています。

~~訃報~~
27日に
下記のようなメイルを受け取りました。
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KMC昭和36年卒、荻原正弘君は病気療養中の処、
本日14:50逝去されました。
昨日午後体調不全を訴え入院されてそのまま帰らぬ人と
なりました。
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びっくりです。
マンドリンをこよなく愛され、その仲間を家族のように愛し、マンドリン音楽の普及に努力し、一生懸命活動されていた姿が目に浮かんできます。
今日の夕方お通夜に行ってまいりました。
慶応の仲間の皆さんがいっぱいいらしてました。

私の最初の思い出は・・・・・
結婚してすぐの自分の第一回のリサイタルの時の話
リサイタル会場の昔の第一生命ホール(有楽町)に荻原さんがいらしてくださり、睦雄の兄(早稲田マンクラブOB)が会場でばったり会い、両方で「どうしてここにいるの?」
ということになりびっくりしたとのことです。つい最近もその時のお話ししたような気がします。
その後もマンドリン連盟の役員として、日本のマンドリン界に大きな功績を残されています。そのご努力に心よりお礼申し上げると共に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
私にリサイタルをするように勧めてくれた越智さん、それを聴きに来てくださった荻原さん、皆さん、遠くへ行ってしまわれてやはりさびしいです。
今日のお通夜の席でのお写真は赤い蝶ネクタイをした演奏会の時の楽しそうは笑顔のお顔でした。何時お目にかかっても笑顔の荻原さんだったように思います。

明日が告別式です。
13時からです。

於両国回向院
http://www.ekoin.or.jp/