片岡マンドリン研究所
日記

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2010年07月16日  マンドリン教科書(独習用)

私の恩師である比留間絹子先生の父上比留間賢八氏が監修して、日本で初めてのマンドリンの教則本が明治36年11月1日に発行されました。その現物「マンドリン教科書」が私のところに縁あって送られてきました。
B5版の21ページで出来ていて、音楽の基礎知識に始まって、マンドリンの楽器の説明、トレモロの練習方法まで説明されています。

表紙です。木綿のタコ糸のようなもので閉じてあります。
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見開きの最初のページには絵かな?写真かな?
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前書きです。賢八先生の言葉
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マンドリンについての説明の部分です。
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この一週間、何だか 「昔を大事にしなさい。」 と言われているような気がします。
明治36年ということは、1903年です。
全部中を紹介したいところですが実際に見て頂いた方が良いと思います。現物は研究所においてありますので、大事に取り扱って、ご覧になってください。