片岡マンドリン研究所
日記

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2009年08月18日  オットワイラーで勉強したこと

ちょっぴり過ごしやすい一日でした。
今日、初めていらした学生さんAさん、まだ初めて6か月、9月には合奏が弾けるようになりたい。。。
「もう少し、しっかりピックを持たないと音がフワフワしてるよ・・・・」
「もう少し手首も使おうよ!! ドイツでも、どの先生もすごく注意していたよ・・」

『うちの学校は腕びきなんです~~!』

そんなこと言う学校のクラブ多いけど、せっかくある人間の関節をわざわざ棒にすることないんじゃない?  手首使うと音は遠くに伸びるし、いろんな音がだせるよ。。。
もちろん腕だけの時もあるけど・・・、だからどっちか!一つに決めなくてもいいと思うよ。。どっちもできるようにすると音色は数倍広がるものね。」

こんな話をしました。どうでもいいことだけど、どれか一つにしないでいろんな音が出せるようにすると表現力が増すと思うのですが・・・・・

ダウンを2本、アップを1本、の問題も完全に1本だけアップなんてほとんど不可能だし、その音色もOK。一本弾けば他の絃に共鳴するし・・・。今回の講習会では本当にいろんなパターンのピッキングを練習しました。ダウン1本、アップ2本なんて言うのもあっていいかもね。

オーケストラで4つの音を同時に鳴らすと和音になります。みんなで耳を澄ますと、必ず弾いていない倍音が聞こえてきます。さ~~!何の音が聞こえるかな??
ずいぶん試しました。皆さんも試してください。自分ひとりでも必ず絃は4本あるので何かの音が共鳴して鳴り出すはずです。