片岡マンドリン研究所
日記

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2008年10月15日  底力のある音楽

我家の玄関先、ココのところ忙しいのでお庭もほったらかしになっているのですが、雑草の生い茂る中に「ホトトギス」がたくましく頑張っています。
我家の今頃咲く唯一の秋の花です。
     hototogisu.jpg

草花は本当に、文句も言わず、愚痴も言わず、黙って時期が来ると花が咲いて私たちの目を楽しませてくれます。すごいですね・・・・
地球に何が起こっても変わらないのですよね。
私の生まれた香露園の夙川の桜も、あの大震災の年の春にも、見事に満開に咲いたそうです。大阪に住む私の兄がそれを見て「涙が出たよ!」といっていました。
急に変なこと思い出しちゃって・・・・・・

今日レッスンしていて思ったこと
感情をこめて弾くのは大事なことですが、その前に、全部の音を正しくテンポどおりに弾くことが大事ですね。
最初は、ゆっくりとメトロノームを使って一つ残らず正しく音に出すこと。
次に、正しいテンポに近づけて、だんだん早いテンポにしていくこと。
強弱をつけて練習すること
感情を歌い上げること(最後はここが大事)

先日の大阪国際でも、沢山のソリストが素晴らしい演奏してくださいましたが、本当に基礎力のある方の演奏は底力があるな~~!と感じました。