片岡マンドリン研究所
日記

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2007年10月07日  コンクール2日目

ファイナルに5人残りました。
望月君は3番目になりました。9時40分からステージでリハーサルということなので9時半に会場に行きました。音あわせの雰囲気はとても良く一安心して一たんホテルに戻る。

午後からいよいよ本番
1番のフランスのザビーネさんは素晴らしいギター伴奏にのって誘われるようにノビノビと演奏されてい ました。

2番のドイツのアンネさんは全て無伴奏で一曲目はバロックマンドリンの演奏、普通のマンドリンに持ち替えてからも20歳とは思えない楽器を知り尽くした演奏でした。

3番の望月君は、彼らしい自由奔放な表現はあるもののちょっと硬くなっている感じだな~。。。と思いながら聞く私も緊張していましたが、最後の数小節で弦が切れ、また最後の2小節ぐらいでもう一本も切れてしまいました。残念だな~~~!

4番のクリスティアンさんは、ギターのカロリーネ・クンストさんとの二重奏です。スタートは良かったのですが、二曲目バッハのシャコンヌ素晴らしいな~~!と思って聞いているうち、曲が続かなくなってしまって空白になってしまってとても惜しかったです。

5番の和泉亨さんは、滞りなく安全運転の音楽でした。若い丁寧な演奏だったと思います。

結果は皆さんもうご存知ですので省きます。
わが研究所の望月君は本当にもったいなかったです。
一番の反省として、直前に絃をガタガタいじったり替えたりしないほうが良いこと。
楽器の調整も見てもらうなら、せめて一週間前にして直前は良い状態を大事にしたいこと。

外国jからの参加の人のなかには1年前から絃を替えてない人もいました。楽器は鈴木製でも古い弦でも音色も音楽も素晴らしかったです。 自分の楽器を知り尽くしている演奏でした。

写真は演奏を終わりほっとしている望月君と鷹羽さんです。お二人の演奏はとても素敵でした。
         PICTosaka21.JPG

植野さんも望月君も、お疲れ様でした。私はお2人の先生でいることに誇りを感じています。そしていろんな夢や楽しみを頂いています。ありがとう!!

最終日の夜のコンサートは、まさに圧巻、迫力満点の素晴らしい演奏でした。
この目いっぱいの音にまみれた2日間は当分頭から離れそうにありません。
そして音に疲れ果てた二日間でもありました。