片岡マンドリン研究所
日記

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2003年04月29日  ふるさとの木美術館

一日中、本当のお休みでした。
と言うわけで、今日は、ず〜っと以前から行ってみたかった那須にある「ふるさとの木美術館」に行ってきました。
ここは、松田賀江(のりえ)さんの描かれた心温まる絵とポエム、そしてパートナーの「MASAYA」さんの癒し
の音楽を心に浴びる空間です。
黒磯から40分ぐらいバスにのって、歩いて30分ぐらいのところの山のなかにあります。
自然の音、風、小鳥、そして木々の芽吹きを感じ、可愛い花の可憐さを感じながら、のんびりする場です。

松田さんは1997年29歳の若さでなくなったそうです。病を死を受け入れて、自然界に帰られたその姿はとても美しかったそうです。
その絵はお化粧品で描かれたそうで(自然に生きることで要らなくなった化粧品を使って)温かさに満ちていて、見る人の心に深く染み渡ります。
そこに流れる「MASAYA」さんの音楽がまた心にしみわたります。

相変わらず睦雄はいろんな事を質問していました。

その帰り道、素朴なおそばやさん「山遊そば」という日本そばのお店によりました。
おじさんが一人で、そばをうち、山菜を山から取ってきて、食器も自分で作っているというお店です。
お店そのものも自分で数年かけて建てたそうです。
私達が入っていったとき、注文を取ってくれた人は実はお客様でした。「一人で忙しそうだから・・・」
味もバツグンでした。
今日は大満足、そのままバス停まで歩いて20分待って黒磯へ、帰路は鈍行に乗ってのんびりした一日を過ごして帰宅しました。
何処へ行っても歩いているのは私達だけ、皆は車でピューと走り去ります。
の〜〜んびりと鳥のさえずりを聞き、風をお日様を肌に感じた、一日でした。